Googleは、2024年のGoogle検索ランキングを発表した。
同ランキングは、前年と比較して2024年中にGoogle検索で急上昇した言葉をトピック毎に順位付けしたもの。
■2024年急上昇ランキング
今年のトレンドを映す急上昇ランキングでは、大谷翔平選手が移籍し、今年のMLBワールドシリーズで優勝した「ドジャース」が1位に。また、8月にはじめて発表された南海トラフ地震臨時情報が多くの関心を集め、「南海トラフ」が6位にランクインしたほか、4年ぶりに行われた「アメリカ大統領選挙」が9位にランクイン。
■カテゴリー別ランキング
2024年は、パリオリンピック開催に伴いさまざまなオリンピック種目が検索され、オリンピックへの関心の高さがうかがえたという。【オリンピック】ランキングでは、「オリンピック」や「五輪」と一緒に検索された種目をランキングに。
【人物】では、2月に大谷選手と結婚し注目を集めた元女子バスケットボール選手「田中真美子」氏が1位、数々の魅力的な漫画作品を遺した漫画家「鳥山明」氏が3位、内閣総理大臣に指名された「石破茂」氏が9位という結果に。
意味を調べる時に使われる【〇〇とは】では、「定額減税とは」や「103万の壁とは」など税制度に関する検索が並んだほか、顧客からの迷惑行為を指すカスタマーハラスメントの略である「カスハラとは」が多く検索され10位にランクイン。
【映画】では、人気ミステリー小説を原作とした映画「変な家」が1位、人間の感情をキャラクターとして登場させた人気アニメーション映画の続編で、世界的にも大ヒットとなった「インサイド・ヘッド2」が2位に。
【ドラマ】ランキングでは、主人公が昭和から令和にタイムスリップする「不適切にもほどがある!」が1位になったほか、紫式部を主人公とした今年の大河ドラマである「光る君へ」は4位という結果に。
【アニメ】ランキングでは、「マッシュル-MASHLE-」が1位、「ダンダダン」が2位にランクイン。
【ゲーム】では、10月末にリリースされたモバイルゲーム「ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)」が1位、1988年に発売されたファミコン用のゲームソフトのリメイクとして今年発売された「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ…」が6位という結果に。
■47都道府県名と一緒に検索された検索ランキング(一部抜粋)
47都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングでは、地震や南海トラフなど、複数の場所で災害に関する検索が多くみられた。
【調査概要】
調査期間:1月1日~11月20日
調査方法:前年と比較して2024年中にGoogle検索で急上昇した言葉をトピック毎にランキング
<参考>
Google「2024年Google検索ランキングを発表」