日本マクドナルドは、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、関西電力およびKDS太陽光とコーポレートPPA（電力購入契約）の締結に合意したことを発表した。

同契約により、日本の外食産業としては最大規模となる合計約4,000キロワットの再生可能エネルギーが供給されるという。

コーポレートPPAサービスによる電力供給のイメージ

2025年2月より関西地区約130店舗のマクドナルドへコーポレートPPAによる再生可能エネルギーの供給を開始。これにより約130店舗では、太陽光発電によるコーポレートPPAと環境価値（非化石証書）の活用により、店舗での使用電力のCO2排出量が実質ゼロになるとしている。

マクドナルドでは「2050年までに、店舗、オフィス、サプライチェーン全体でネット・ゼロ・エミッション達成」、という目標を掲げ、現在東北、中部、関西、九州エリアを中心に約450店舗でCO2を実質排出しない電力で店舗運営。

今回の関西エリアでのコーポレートPPA締結を皮切りに、他の地域においても、再生可能エネルギーの導入をさらに拡大していくとのことだ。

■概要

発電事業者：KDS太陽光
小売事業者：関西電力
需要家：日本マクドナルド
発電出力：合計約4,000キロワット
供給開始時期：2025年2月（予定）