LINEドクター、2025年6月10日にサービス終了へ 疾患啓発アカウントも順次終了

LINEヤフーとLINEヘルスケアは、オンライン診療サービス「LINEドクター」を2025年6月10日に終了すると発表した。これに伴い、「花粉症@LINEヘルスケア」などの「疾患啓発アカウント」も順次終了するとのことだ。

LINEドクターは2020年12月にサービスを開始し、2022年12月には処方薬配送サービスを追加、2023年10月には登録薬局での対面受け取り機能を導入するなど、オンライン診療の利用機会を拡充してきた。新型コロナウイルス対応や花粉症診療など、多くのユーザーに利用されてきたが、LINEヤフーは経営資源を中核事業に集中させる経営方針を理由にサービス終了を決定したとしている。

サービス終了後は、LINEヤフーが属するソフトバンクグループのヘルスケアテクノロジーズが提供する「HELPOドクター」LINE公式アカウントが利用可能になるという。HELPOドクターはオンライン診療を含む機能を提供しており、引き続きユーザーに利便性を提供する形だ。

サービス終了のスケジュールは以下の通り。

【LINEドクター】
2025年3月10日:新規診療、服薬指導予約の停止
2025年5月9日ごろ:診療の終了
2025年6月10日:全機能の停止

【疾患啓発アカウント】
2025年3月10日:以下アカウントの更新終了
・花粉症@LINEヘルスケア
・糖尿病@LINEヘルスケア
・関節リウマチ@LINEヘルスケア
・こどもの乾燥肌と痒み@LINEヘルスケア
・生理痛@LINEヘルスケア
・美容ラボ@LINEヘルスケア
・みまもりあ@LINEヘルスケア
・心不全@LINEヘルスケア
・美容医療@LINEヘルスケア

なお、一部のアカウントは終了時期を個別に通知する予定とのこと。

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