ローソン、札幌市・富山市の店舗で電気使用量とCO2排出量削減に向けた実証実験を開始 冷蔵ショーケースにガラス扉設置など省エネ設備を導入

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ローソンは、店舗での電気使用量とCO2排出量の削減に向けた実証実験店の拡大を開始したと発表した。

同実証実験では、12月の札幌市、富山市の各1店舗への導入を皮切りに、2025年2月までに「冷蔵ショーケースへのガラス扉の設置」「冷凍平台ショーケースへのアクリル扉の設置」「冷蔵ショーケースの防霜ヒーターを省エネ性の高い小型タイプに変更」といった3つの省エネ設備を導入。

ショーケースに扉を取り付けることで、外気侵入・冷気漏れを改善し、大幅な省エネを目指すとしている。

扉付き冷蔵ショーケース・扉付き冷凍平台ショーケース
防霜ヒーターを省エネ性の高い小型タイプに変更

なお、導入店舗は今回の拡大により、これまで導入を進めてきた店舗と合わせて約90店舗となるとのことだ。

ローソンは、2022年に冷蔵・冷凍ショーケースに扉を設置した実験店舗を川崎市内にオープンし、電気使用量・CO2排出量の削減の実証実験を実施。その後27店舗でも同様の扉を設置し、2024年10月までの8カ月間の実績として、電気使用量とCO2排出量共に導入前と比較して平均31.4%を削減したという。

この結果を踏まえ、さらにエリアや立地条件等様々なタイプの店舗への拡大に向けた検証実施。また、今回の検証結果を踏まえ導入店舗の更なる拡大も検討していくとしている。

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