ハイアット ホテルズ コーポレーションは、西日本初となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」ブランドのホテルを奈良県奈良市中心部に開業すると発表した。
ホテルの名称は「ホテル 寧 奈良(Hotel NEI Nara)」で、登大路に面し興福寺に近接した立地に位置する。同ホテルは、JR東海グループとの合同事業として運営され、ジェイアール東海ホテルズとハイアットの関連会社が締結したフランチャイズ契約に基づいて展開される。
アンバウンド コレクション by Hyattは、ハイアットが展開するラグジュアリーブランドの一つ。各ホテルが独自のストーリーや体験を提供することを特徴としており、歴史的名所や都市の隠れ家といった特別なロケーションで、その土地ならではの文化や景観を楽しめる空間を提供しているという。
ホテル 寧 奈良では、興福寺や奈良公園、春日大社、東大寺などの名所と調和するデザインを採用し、1300年以上の歴史を持つ奈良の文化や景観を反映した体験を提供する。名称に使われた「寧」は、奈良の古称「寧楽」に由来し、「静けさ」「安らぎ」を意味している。この名称には、地域の伝統を讃え、起源に立ち返る思いが込められているとのことだ。
ホテル 寧 奈良は、静岡県の「富士スピードウェイホテル」、東京都の「ホテル虎ノ門ヒルズ」に次ぐ、国内で3軒目のアンバウンド コレクション by Hyattブランドのホテルとなる。