LINEヤフーは、2024年に前年と比べ検索数が急上昇した人物や作品、商品をランキング形式などで発表する「Yahoo!検索大賞2024」を公開した。
同社は、1月1日~10月1日の集計データをもとに、最も検索数が急上昇した「今年の顔」となる”大賞”のほか、「人物カテゴリー(6部門)」、「作品カテゴリー(5部門)」、「商品カテゴリー(4部門)」、「お出かけスポットカテゴリー(3部門)」を発表。
また今後の活躍が期待できる人物、ヒットが予想される商品を「ネクストブレイクカテゴリー(2部門)」として発表した。
集計の結果、昨年に引き続きプロ野球選手の大谷翔平氏が「大賞」と「アスリート部門」の1位を2年連続で受賞。
なお、「Yahoo!検索」で「検索大賞」と検索すると、各部門の1位が検索結果上部に表示されるという。あわせて、各部門の1位~5位のランキングも確認可能。
「Yahoo!検索大賞2024」の主な結果(一部抜粋)
■人物カテゴリー
大賞:大谷翔平氏
MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。54本塁打、130打点で2年連続の本塁打王と初の打点王を獲得するとともに、MLB史上初となるシーズン50本塁打50盗塁を達成し、検索数が上昇。
俳優部門1位:河合優実
ドラマ『不適切にもほどがある!』や映画『ナミビアの砂漠』など話題の作品に出演。また『あさイチ』『アナザースカイ』など数多くのテレビ番組に出演し、検索数が上昇。
スペシャル部門1位:森香澄
「令和のあざと女王」と呼ばれる元テレビ東京アナウンサー。『酒のツマミになる話』など数多くのバラエティー番組に出演し検索数が上昇。また、ファースト写真集『すのかすみ。』も話題になったという。
■作品カテゴリー
アニメ部門1位:マッシュル-MASHLE-
『週刊少年ジャンプ』で連載され2023年7月に完結したコミックが原作のアニメ作品。2024年1~3月に第2期が放送、5月には続編の制作が発表され話題になった。
ドラマ部門1位:虎に翼
⽇本初の⼥性弁護⼠、および裁判官の1人である三淵嘉⼦をモデルにしたストーリーで、伊藤沙莉氏が主演を務めたNHKの連続テレビ⼩説。最終回の予想外な展開や⽶津⽞師さんによる主題歌『さよーならまたいつか!』も話題になったという。
楽曲部門1位:Bling-Bang-Bang-Born
R-指定氏、DJ松永氏によるHIP HOPユニットCreepy Nutsの楽曲。アニメ『マッシュル-MASHLE-』第2期のオープニングテーマに起用されたほか、この曲に乗せて踊る「BBBBダンス」がTikTokなどに多数投稿され話題に。
■商品カテゴリー
飲料・食品部門1位:未来のレモンサワー
アサヒビールから発売された本物のレモンスライス⼊りの⽸チューハイ。6⽉、8⽉に⾸都圏・関信越エリアで数量限定で販売され話題になった。
ファッション部門1位:ウーフォスサンダル
トレーニング後のリカバリーを目的に開発されたサンダル。履き心地の良さを兼ね備えており、複数のメディアで取り上げられ話題に。
■お出かけスポットカテゴリー
遊園地・テーマパーク部門1位:東京ディズニーシー・ファンタジースプリングス
「東京ディズニーシー」8番⽬となる新テーマポート。ディズニー映画『アナと雪の⼥王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』を題材とした3つのエリアと、一つのディズニーホテルで構成され、グランドオープンの前から多くのメディアで取り上げられた。
カルチャー施設部門1位:神戸須磨シーワールド
西日本で唯一、シャチのパフォーマンスが見られる水族館。6月の開業から約4カ月で来館者100万人を達成。シャチを見ながら食事を楽しめるビュッフェスタイルのレストランも話題に。
■ネクストブレイクカテゴリー
人物部門(五十音順)
・CANDY TUNE
・きゅるりんってしてみて
・3House
・BOYNEXTDOOR
・ライアン鈴木
商品部門(五十音順)
・ちゃん系ラーメン
・ドバイチョコレート
・めじるしアクセサリー
・ラブブ
・リッププランパー
【調査概要】
名称:Yahoo!検索大賞2024
算出方法:
<人物カテゴリー・作品カテゴリー・商品カテゴリー・お出かけスポットカテゴリー>
2024年に集計期間内の1日あたりの平均検索数が、前年と比べ増加した人物・作品から選出。
集計期間/1月1日~10月1日
<ネクストブレイクカテゴリー>
今後、検索数が伸びそうなキーワードを予想する「トレンド指数(※)」を用いて選出。
人物部門集計期間/10月21日から直近1年間
商品部門集計期間/10月28日から直近1年間
<参考>
LINEヤフー『【LINEヤフー】2024年に最も検索数が急上昇した“今年の顔”、「Yahoo!検索大賞2024」を発表 “大谷翔平”さんが「大賞」と「アスリート部門」1位を2年連続で受賞!』
(※)対象期間うち、直近のデータの比重を大きくなるようスコア化したもの