アイサンテクノロジーは、ティアフォーが発表した自動運転バス「Minibus 2.0」の販売取り扱いを開始したと発表した。
同モデルは、日本政府が定める自動運転レベル4の基準に準拠しており、「Minibus 1.0」よりも安全性を向上させるための冗長システムを強化している。また、ティアフォーの第2世代アーキテクチャを基盤とした自動運転キット(ADK)を採用しており、リファレンスデザインとの高い互換性を持つよう最適化されているという。
さらに、長距離・短距離LiDAR、物体検出カメラ、信号機検知カメラ、レーダー、慣性計測装置、全地球航法衛星システムなどの先進的なセンサーを搭載しており、ティアフォーの電子制御ユニットや車両制御ユニットによるサポートによって、自動運転性能を向上させているとのことだ。
同モデルは2024年末を目途に納品開始を予定しており、日本各地での導入を目指しているという。地域ごとの企業主導の導入拡大に加えて、海外展開も視野に入れ、自動運転バスへの高まる需要に応えていくとしている。