日産自動車の連結子会社である日産トレーデイングは、同社商品の一般家庭の利用者を対象とした「日産でんき」の先行販売を、神奈川県で開始したことを発表した。
日産自動車が今回新たに提供するのは、FIT発電所由来のFIT非化石証書を付すことで、実質的に再生可能エネルギー100%の環境に配慮した電力「日産でんき」。
日産でんきに加入することで、家庭で使用する電気によって排出されるCO2を実質ゼロに抑えることが可能になり、これまでと変わらない暮らしが、環境に優しい暮らしに変わるとしている。
料金プランは一人暮らしからファミリーまで、幅広い利用者に対応した「一般家庭向けプラン」と、電力消費の多い家庭や店舗に対応した「商店向けプラン」の2種を用意。
どちらのプランでも契約すると「全員割」が適用され、東京電力管内の場合、従来の電気基本料金と比べて13%割引となり、年間で約2,400円安くなるという。
さらに電気自動車オーナーには「EV割」も適用され、全員割と合わせて26%割引となり、年間で約5,800円割安になるとのことだ。
契約者には、新規加入特典として「Amazonデジタルギフト5,000円」または「JCBギフトカード4,000円」を提供。
また、日産自動車が提供するEV向け充電サービス・ZESPを契約している、または新規契約者には、さらなる特典として「Amazonデジタルギフト5,000円」または「JCBギフトカード4,000円」を用意しているという。
申し込みは日産自動車の販売会社にて案内、その後の解約や切り替え作業等は、日産トレーデイングが対応するため、手軽に切り替えが可能としている。
同社はまず、日産自動車の一部販売会社において開始し、取り扱い販売会社および販売エリアを順次拡大する予定とのことだ。