セブン‐イレブン、茨城県牛久市周辺を走る配送車両にバイオ燃料を活用　学校給食や一般家庭・民間事業者などから回収した廃食油を活用

セブン‐イレブン・ジャパンは、セブン‐イレブン店舗へ配送するトラックにバイオ燃料を活用する取り組みを、12月3日より、茨城県牛久市やその周辺を走る配送車両の一部において開始すると発表した。

同取り組みでは、BDF（＝バイオディーゼル燃料）5%混合軽油（以下、B5）を活用しているという。

BDFは植物由来の廃食油から製造されており、植物は成長過程でCO2を吸収しているため、使用に伴うCO2排出量は実質ゼロ。B5においても、BDFが5%混合されているため、CO2排出量削減効果が見込まれているとのことだ。

今回、牛久市が中心となって近隣9自治体と連携して学校給食や一般家庭、民間事業者などから回収した廃食油を活用。

その廃食油から製造されたB5を、水海道市内の共同配送センターを出発した配送トラックが給油して店舗配送を行うスキームとなっている。

既存の回収方法を活用できる事や配送車両以外の個人車両にも汎用性がある事から、今後、他のエリアへの拡大も期待できるスキームだという。

同社は今後も、さまざまな取り組みを通じて、環境負荷低減に努めていくとのことだ。