Uber Japan、長野県白馬村と包括連携協定を締結 タクシー配車サービスを12月1日より期間限定で開始

Uber Japanは、地方の交通課題解消を目指し、長野県白馬村との包括連携協定に調印したと発表した。

同協定のもと、「白馬 MaaS プロジェクト」の一環として、地元のタクシー会社と連携し、12月1日よりUberアプリによるタクシー配車サービスを期間限定で開始するとのことだ。

Uber Japan、長野県白馬村と包括連携協定を締結

白馬村は「オールシーズンリゾート」として、国内外の観光客を誘致しており、特にスキーやスノーボードができる冬季の需要が高まっている。一方、従来の村内交通は、海外観光客にとっての不便さが課題となっていたという。

これを受けUberは、白馬村の産官学の共創事業体「チャレンジ白馬」プログラムを通じ、海外観光客が使い慣れているUberアプリを通じた円滑な配車サービスを提供するとのことだ。

同取り組みにより、観光客の利便性を向上させ、地域経済の成長と観光需要の拡大に貢献するとしている。

■白馬エリアにおけるUber Taxi 概要

運行区域:長野県白馬村のスキー場や観光地、飲食店などがある主要エリア
時間:24時間運行
運賃:運行するタクシー会社の規定の運賃および迎車料金が適用
タクシー会社:アルピコタクシー、白馬観光タクシー、アルプス第一交通、あづみの第一交通、南安タクシー
予約・配車:Uberアプリを通じて実施。スキー・スノーボード客も安心して利用できるアイコンデザインを導入。

■白馬村とUber Japanとの包括連携に関する協定 概要

目的:Uberと白馬村がパートナーとして、対話を通じた密接な連携により、村域の移動サービスの向上及び村域の成長・発展を図る
連携事項:目的を達成するため、相互に情報及び意見の交換に務めるとともに、次の事項について連携し、協力する。
(1)地域内でのサービス周知
(2)サービス利用促進のための地域事業者等への働きかけ
(3)サービスの導入及び利用促進のための情報連携や地域事業者等の紹介
(4)ホームページやアプリ等でのサービス利用促進
(5)メディア向けのサービス情報の発信
(6)サービス利用状況等に関するデータ提供

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