LINEヤフーは、「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォーム「LINEミニアプリ」を大幅にアップデートすると発表した。
LINEミニアプリは、店舗や企業が「LINE」上で会員証、モバイルオーダー、予約受付などのサービスを提供できるプラットフォーム。アプリの追加ダウンロードや会員登録が不要で利用でき、2024年10月時点でのサービスリリース数は18,000件、月間利用者数は1,080万人を超えているという。
今回のアップデートでは、ゲームやEC、メディア、エンターテインメントなどのオンラインサービスでの活用を促進し、企業とユーザー双方にとって利便性の高いプラットフォームを目指すとしている。主なアップデート内容は以下の通り。
プラットフォームの細分化:
LINEミニアプリは、事前審査を経て多機能を利用可能な「認証済ミニアプリ」と、審査不要で素早くリリースできる「未認証ミニアプリ」の2種類に細分化される。認証済ミニアプリには認証バッジが表示されるほか、審査状況が分かるユーザー向け画面表示を導入するという。
アクセス導線の強化:
認証済ミニアプリでは、提供機能の幅を広げるとともに、「LINE」内の検索性を高め、ユーザーに最適なLINEミニアプリをサジェストする仕組みを導入予定。また、「Yahoo!検索」からLINEミニアプリへの誘導も可能に。
ミニアプリ内課金機能の提供:
LINEミニアプリ上での決済が可能になるミニアプリ内課金機能の提供に向けた準備を進めているという。同機能により、ゲームの課金や漫画の購入が「LINE」上で完結できるようになる予定とのことだ。