メルカリは、利用者がより安心安全に「メルカリ」を利用できるようサポートの体制を強化し、新たな補償方針による対応を開始すると発表した。

サポートの体制を強化し、利用者間で解決が難しい問題に対してより関与を強めることで、早期解決を実現するとのことだ。

具体的には、これまでの補償方針を大幅に見直し、正しく利用している人々への補償を拡大。また、関係当局や警察などと連携し、不正利用者の排除を進めていくとしている。

■体制強化と補償方針の詳細

(1)サポートの体制の強化

●利用者間で解決が難しい問題に、より関与し早期解決
●取引の経緯や過去の利用状況の確認の徹底
●商品回収センターの新規開設
・すり替え・模倣品などの商品回収
・商品画像・説明などと商品実物の照合・調査

(2)補償の拡大

●正しく利用利用している人々への補償
●商品実物の回収・目視確認の実施
●本人確認(eKYCなど)やシステム化による不正な補償受け取りなどへの対応
(「eKYC」(Electronic Know Your Customer)は、本人確認書類と顔写真撮影などによる、犯罪収益移転防止法に基づくオンラインで完了する本人確認方法)

(3)不正利用者の排除

●本人確認の対象の拡大
●関係当局や警察などとの連携強化
●不正行為が疑われる取引監視の徹底
●不正行為を検知するためのAIシステムなどの構築(予定)
●アカウント通報機能の強化(予定)