ゲオホールディングスのゲオは、物流機能の強化および次世代の物流システム構築を目的に、愛知県岩倉市にゲオグループの新たな旗艦物流拠点「中部物流センター」を開設したと発表した。
同拠点は、ゲオ・ゲオモバイル、ラックラックの事業を中心に、レンタル・中古・新品の各フォーマットにおけるさまざまな商品の加工および物流機能を担うという。
また旧岩倉物流センターからの機能移転に加えて、外部委託していたDC(在庫保管)機能も集約し、グループで一元管理する体制を強化するとのことだ。
施設内には、ロボットソーター「t-Sort」を128台導入し、仕分け作業の自動化を推進。また、高層ラックを導入し在庫保管効率を向上させることで、DC(在庫保管)機能を強化するという。
さらに、70台同時接車可能なトラックバースも備えており、荷役作業の効率化や荷待ち時間の軽減が可能になるとのことだ。
同社は、物流2024年問題や労働人口の減少など、物流を取り巻く課題解決のためにも設備投資を行い、事業活動と社会貢献の両立を推進していくとしている。
■ゲオグループ「中部物流センター」概要
名称:中部物流センター
坪数:10,400坪/延べ床面積 約34,380平方メートル(賃借エリア)
所在地:愛知県岩倉市川井町下田南1番地9
三井不動産ロジスティクスパーク名古屋岩倉(MFLP名古屋岩倉)内