メタップスホールディングスが提供する「mfloow(エムフロー)」は、育児休業が取得可能なのに取得しない/できない/しなかった/できなかった男性正社員に対し「男性の育児休業取得」に関する実態調査を実施し、結果を公表した。
◼︎男性正社員の9割以上が「育休を取得したい」
「育児休業を短期間で取得できる/できたとしたら、取得したいと思うか」(n=311)と質問したところ、「非常に思う」が52.7%、「やや思う」が38.6%、「あまり思わない」が4.2%、という回答となった。
◼︎取得できない理由として「業務が属人化しており、休みを取るのが難しいため」が最多
次に、育児休業を取得しない/しなかった/できない/できなかった理由(複数回答可)」(n=311)という質問を実施。
その結果「業務が属人化しており、休みを取るのが難しいため」が51.8%、「収入が減る可能性があるため」が30.5%、「周りに育児休業を取得した人がいないため」が28.9%、という回答となった。
<自由回答・一部抜粋>
・職場の人員不足
・周りの人間の業務負担が増えるため
・制度自体が整備されていなかった
・「休む=悪」という雰囲気が職場に蔓延していた
◼︎過半数が社内で自分の業務を引き継げる人がいない
「もし、今あなたが育児休業を取得した場合、社内であなたの業務を引き継ぐことができる人はいるか」(n=311)と質問したところ、「いいえ」が51.1%、「はい」が35.7%、「わからない/答えられない」が13.2%、という回答結果に。
◼︎社内に必要な制度や取り組みは「サポート体制」の整備
「社内にどのような制度や取り組みがあれば育児休業を取得しやすいと感じるか(複数回答可)」(n=311)と質問したところ、「育休中や復帰時に、サポート体制が整っている」が50.8%で最多に。
次いで「業務が属人化しないように工夫がされている」が48.6%、「全社員が参加できる男性育児休業推進研修が実施される」が31.8%、という回答が続いた。
【調査概要】
調査期間:2024年10月11日~2024年10月15日
調査対象:育児休業が取得可能なのに取得しない/できない/しなかった/できなかった50名〜500名未満の企業に勤める男性正社員
有効回答数:311
調査方法:インターネット調査
<参考>
メタップスホールディングス・mfloow(エムフロー)『「男性の育児休業取得」に関する実態調査』