AMP

AMP CLOSE×

ソフトバンクと富士通がAI-RAN実用化へ向けたパートナーシップを強化 2026年以降の本格展開目指し共同研究を開始

ソフトバンクと富士通は、AI-RANの実用化に向けたパートナーシップを強化すると発表した。両社は2024年10月25日に覚書を締結し、AI(人工知能)とRAN(無線アクセスネットワーク)を統合する新アーキテクチャー「AI-RAN」の2026年以降の実用化を目指し、ソフトウエアの共同研究開発に着手するとのことだ。

さらに、米国テキサス州ダラスにある富士通拠点内に検証ラボを設立する予定で、このラボではAI-RANを構成するハードウエア、ソフトウエア、およびアプリケーションの検証を行い、新たなビジネス創出の場とすることを目指すという。この施設を通じてAI-RANの理解を深め、エコシステム拡大およびグローバル市場での普及促進を図る方針だ。

また、両社は2024年10月よりソフトバンクが進めているAI-RANの屋外実証実験に協力しており、富士通が提供する「NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchip」対応の「NVIDIA AI Aerialプラットフォーム」を基盤としたvRANソフトウエアとRadio Unit(無線機)を活用している。両社はこの実験で、1サーバー当たり20セルの同時通信が高品質に動作することを確認しているとのことだ。

今後は、AIを適用した「AI for RAN」対応のvRANソフトウエアの研究開発をさらに進め、RANの性能最大化を目指したソフトウエア開発および実証を行うという。これにより、通信性能や体感品質の向上を図り、モバイルインフラへの効率的な投資を促進することを目指すとしている。

Vote

  • SDGsへの興味・関心はありますか?
  • SDGsの17の項目のうち、企業に特に取り組んでもらいたいのはどの項目ですか?(複数回答可)
  • SDGsに寄与している企業を評価しますか?
  • SDGsに寄与している企業の製品・サービスの利用について教えてください
  • 製品そのものがサステナブルなのかどうかは購買意思決定の基準になりますか?
  • ESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営・取り組みを行っている企業に関心はありますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、日本が抱える1番の問題はなん だと思いますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、ご自身が取り組んでいることは以下のうちどれですか?(複数回答可)
  • SDGs6の達成のために、これからも意識して行動しようと考えていますか?