PayPay、1回あたりの決済上限を100万円に拡大 高額決済に対応
PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」における決済および送金の上限額を引き上げたと発表した。これにより、1回および24時間以内の決済上限額は従来の50万円から100万円に拡大され、過去30日間における送金上限額も50万円から100万円に引き上げられた。
今回の変更により、「PayPayクレジット」を利用する場合の上限額である50万円が撤廃され、「PayPayカード」（ゴールドを含む）の利用可能枠に応じた高額決済が可能となった。これにより、家具や家電、航空券、ラグジュアリーブランド商品など、100万円を超える高額商品の購入にも対応できるようになった。
また、PayPayはこの上限額引き上げに伴い、オンライン旅行サイト「Trip.com」や「PayPay資産運用」においても、100万円までの決済に対応する方針を示している。Trip.comでは2024年11月より順次「PayPay」が利用可能となり、さらに11月下旬からはPayPay資産運用においても、PayPayマネーによる購入が1回および24時間以内に100万円まで可能になるとのことだ。
なお、今回の決済および送金上限額の変更は、PayPayアプリの最新版（バージョン4.69.0）へのアップデートが必要であり、本人確認（eKYC）を完了したユーザーのみが対象となる。