約7割の会社員が職場でパワハラを見聞きした経験あり パワハラを受けた人の約半数が「何もしなかった」と回答

一般社団法人徳志会は、職場におけるパワーハラスメントに関する調査を実施し、その結果を公表した。

■7割の会社員は職場でパワーハラスメントを見聞きしたことがある

職場におけるパワーハラスメントの現状を把握するために、実際に職場でパワーハラスメントを見聞きしたことがあるか聞いたところ、約7割の人が職場でパワーハラスメントを見聞きしたことが「ある」と回答。比較的多くの会社でパワーハラスメントが発生していることが明らかに。

職場でパワーハラスメントを見聞きしたことがあるか

■パワーハラスメントを受けたことがある人は約4割

次に、働くうえで自身がパワーハラスメントを受けた経験があるか聞いたところ、約4割の人が受けた経験が「ある」と回答。

働くうえで自身がパワーハラスメントを受けた経験があるか

■パワーハラスメントの行為者は上司が最多

パワーハラスメントを受けた経験がある人に対して、パワーハラスメントの行為者について聞いたところ、「上司」が最多に。

パワーハラスメントの行為者は誰だったか

■パワーハラスメントを受けた会社員のうち5割の方は「何もしなかった」

パワーハラスメントを受けた経験がある人に対して、どのような対応をしたのか聞いたところ、約5割の人は「何もしなかった」と回答した。

パワーハラスメントを受けてどのように対応したか

■何もしなかった理由は「何もしてくれないと思ったから」

パワーハラスメントを受けて「何もしなかった」と回答した人に対して、何もしなかった理由を聞いたところ、約4割の会社員は「何もしてくれないと思ったから」と回答。

パワーハラスメントを受けて「何もしなかった」のはなぜか

【調査概要】
調査期間:2024年10月1日~2024年10月30日
調査機関:一般社団法人徳志会(自社調査)
調査対象:新社会人
有効回答数:100サンプル
調査方法:インターネット調査

<参考>一般社団法人徳志会「職場におけるパワーハラスメントに関するアンケート

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