山形県酒田市に「たびのホテルlit酒田」が2026年12月に開業予定 天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場などを設置

サンフロンティア不動産の連結子会社であるサンフロンティアホテルマネジメントは、山形県酒田市における新規ホテル「たびのホテルlit酒田」を2026年12月に開業することを発表した。

「たびのホテルlit酒田」外観イメージ

同社と酒田市は、酒田市の重要課題である人口減少問題への取り組みの一環として「地域振興に係る連携協定」を2023年7月に締結し、以来酒田商工会議所を含めた三者で、新規ホテル・観光事業を通じた地域創生を目指して協議を重ねてきたという。

今回、地域振興プロジェクトの第1弾として、中心市街地に位置する商業施設跡地に新規ホテルを開業するとのことだ。

同ホテルは、ビジネスや観光の拠点に最適な「たびのホテル」よりもワンランク上の「たびのホテルlit(リット)」ブランドとして、沖縄県宮古島市、長野県松本市に続く3棟目として開業。

開業は2026年12月を予定しており、サンフロンティアグループにおいては山形県で初めてのホテル開発・運営だという。

同ホテルは、11階建て全173室、最上階には、日本百名山の一つである「鳥海山」の眺目られる「天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場」を設置し、マッサージチェア付き展望ラウンジを併設。

また、地元の食材を使用したビュッフェ形式の朝食を提供するレストランやミーティングルーム、ロビーラウンジを備えているとのことだ。

客室は、ダブルルーム(約15.5平方メートル)と、デラックスツインルーム(約27平方メートル)を用意し、ベッドやソファを完備。また、キッチンや洗濯機、電子レンジを備えた客室も用意する予定だという。

さらに、夕刻には「ハッピー泡~(ビールやソフトドリンクサービス)」や、こだわりの出汁を使用した「だし茶漬け」、モーニングコーヒーなどのサービスも提供予定。

■新規ホテル事業計画概要

ホテル名称:たびのホテルlit酒田
所在地:山形県酒田市中町3-1-15
構造:鉄骨造(11階建)
敷地面積:2,551.41平方メートル(約771.80坪)
延床面積:5,476.15平方メートル(約1,656.54坪)
客室数:173室
付帯設備
<1階>ロビー、レストラン、会議室、駐車場
<最上階>天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場、展望ラウンジ

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