Limeは、沖縄県那覇市で電動マイクロモビリティシェアリングサービス「Lime」の提供を11月7日より本格的に開始すると発表した。
今回那覇市で提供されるのは、立って乗る「電動キックボード」と座って乗る「電動シートボード」の2種類の車両。着座式の電動シートボードがシェアリングサービスとして提供されるのは県内で初めてだとしている。
観光客は、電動マイクロモビリティを利用することで市内の多くの観光スポットを効率的に巡ることが可能。特に座って乗る電動シートボードは、安定感があるため、長時間の観光にも適しているとのことだ。
また、収納スペースの設置により、観光客が置き場所を心配することなくお土産を購入できるため、地域経済の発展にもつながるという。
同社は、環境に優しい電動マイクロモビリティの活用により、那覇市を持続可能な観光地としての魅力を高め、沖縄県の地域交通課題の解決と観光客の新しい旅行体験の向上を目指すとしている。
■サービス概要
サービス名
Lime(ライム)
本格サービス提供開始日
11月7日
サービス提供地域
沖縄県那覇市
ポート数
40カ所(2024年11月時点)
車両数
合計180台
利用料金
LimePass:
・30分パス(30分/1日):490円(実質16円/分)
・60分パス(60分/3日):890円(実質14.8円/分)
・160分パス(160分/7日):,980円(実質12.4円/分)
・300分パス(300分/30日):3,480円(実質11.6円/分)
通常料金:
・基本料金100円+30円/分
※「ヘルメットセルフィ」機能を通じてヘルメット着用が確認できた場合、都度の通常料金から10%割引で乗車可能。
利用方法
Limeアプリをダウンロードし、アプリから車両を予約して乗車する。Limeのポートであればどこでも返却可能。
その他
・乗車する場合、必ずアプリから安全教育を受講する必要がある。その上で事前テストを受け、全問正解して初めて乗車可能となる。
・自賠責保険と対物・対人賠償事故を補償する自動車保険をすでに導入し、利用者が万が一事故に遭った際の補償を確保している。