レゾナック・ホールディングスは、大分県大分市の「レゾナックドーム大分」の愛称を、2025年1月1日より「クラサスドーム大分」にすることを発表した。
同施設は、2019年に同社の前身である昭和電工が大分県より大分スポーツ公園の施設に関するネーミングライツ(命名権)を取得しており、2023年の社名変更に伴い、現在は同公園内の各施設に「レゾナック」の名称を命名。
今回同社は、大分コンビナートを中心とする石油化学事業を2025年1月1日付で100%出資子会社のクラサスケミカルとして分社し独立運営することを発表。これに合わせ、大分スポーツ公園内にある各施設の愛称も「クラサス」を付けた愛称に変更するとのことだ。
新会社の社名である「クラサス」は、Cras(明日/ラテン語)とSustainable(持続可能な)、さらに暮らしとSustain(支える)のダブルミーニングによる造語となっているという。
人々の暮らしに欠かすことができない石油化学産業で、カーボンニュートラルと循環型社会の構築をリードし、サステナブルな社会の実現に貢献するという想いが込められているとしている。
同社は、新社名を施設名として、クラサスケミカルを一層身近に感じ親しみを持ってもらえるよう、今後も地域社会と対話を一層深めサポートする存在として活動していくとのことだ。
■ネーミングライツの対象施設 (2025年1月1日からの新愛称)
総合競技場:クラサスドーム大分
テニスコート:クラサステニスコート
サブ競技場:クラサスグラウンド
サッカー・ラグビー場:クラサスサッカー・ラグビー場
野球場:クラサススタジアム
投てき場:クラサスフィールド
大分県立武道スポーツセンター:クラサス武道スポーツセンター