ホテルニューアワジグループは、11月5日に京都市で3軒目のホテル「Hotel宇多野京都別墅」を開業すると発表した。
同ホテルは、京都市右京区宇多野地区に位置する昭和初期の歴史的建造物「旧鳴滝寮」について、京都市の「上質宿泊施設誘致制度」を活用しホテルとして再生。
書院造、数寄屋建築の意匠が色濃く表現された鳴滝本館やアール・デコ風の意匠を用いた洋館などを中心に、明治期以来の和洋併置式の系譜を継承した新たな京都の象徴的ホテルとして誕生するという。
全室温泉風呂付の客室は、往年の建築の面影を残しつつ快適性や機能性も兼ね備えた和や洋のリノベーションルームに加え、和の温かみを活かしつつ洋風のコンテンポラリーデザインも融合させた新客室も用意。
温泉風呂は、グループホテル「清水小路 坂のホテル京都」の敷地に湧出する自家源泉「京都清水温泉」を引いた風呂で、樹々を揺らす京の風を感じながら自由気ままに湯浴みを楽しめるとのことだ。
また食事は、古くから皇室や朝廷に海水産物を献上した御食国「淡路島」から届く海の幸を中心に京都や周辺各地より選りすぐりの食材を、和食を中心としながらも特定のカテゴリに縛られない多様な料理を提供するという。
■ホテル概要
名称
Hotel宇多野京都別墅(ほてるうたのきょうとべっしょ)
所在地
〒616-8205 京都市右京区宇多野御屋敷町14
開業日
11月5日
敷地面積
3158.00平米
延床面積
1267.93平米
施設概要
客室10室(全室温泉風呂付)、レセプション、ラウンジ&ダイニング、ジェラテリア、ショップ
アクセス
JR京都駅から車・タクシーで約25分、嵐山から車・タクシーで約15分
名神高速道路 京都東インターから約40分、京都南インターから約30分
近隣観光
嵐山、仁和寺、龍安寺、金閣寺、北野天満宮、妙心寺、京都太秦