JR東日本グループ、食品廃棄物を電力と農業にリサイクルする「ダブルリサイクルループ」の取り組みを推進 東京駅でJバイオ製肥料で育てた野菜を販売

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JR東日本グループは、食品廃棄物を「電力」と「農業」でリサイクルする『ダブルリサイクルループ』を推進すると発表した。これは、同グループが掲げるサステナビリティ経営の一環であり、持続可能なサーキュラーエコノミーの実現を目指す取り組みとしている。

同グループでは、駅ビルやエキナカなどの施設から排出される食品廃棄物を、Jバイオフードリサイクル(以下、Jバイオ)を通じてリサイクルしており、これを「電力リサイクルループ」および「農業リサイクルループ」として展開している。

ダブルリサイクルループ(イメージ)

今回、JR東日本クロスステーション(JR-Cross)が運営する施設において、Jバイオで生成されたバイオガス由来の電力を利用することで、実質再エネ100%の「電力リサイクルループ」を導入するという。この取り組みにより、年間約873トンのCO2削減が見込まれるとのことだ。

また、「農業リサイクルループ」として、Jバイオで生成された肥料を使用して栽培された野菜を、東京駅で販売・提供するという。10月31日から11月2日までの期間、東京駅地下1階で開催される「LOOP de マルシェ」にて「やさいの秋葉」が野菜を販売し、同時にリサイクルループに関する情報提供を行う予定。

さらに、12月1日から約3週間にわたり、東京駅のレストラン「THE CENTRAL」でも季節の野菜を使用した料理を提供するとのことだ。

「ダブルリサイクルループ」各社の役割
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