セキュアは、イオンモールと協力し、完全レジレス・無人店舗の実証実験をイオンモール羽生（埼玉県羽生市）で開始した。第1弾として、10月24日から30日まで、地元企業の藍染商品とイオンのプライベートブランド商品を販売するとのことだ。
今回の実証実験は、AI技術を活用したウォークスルー型無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」の取り組みで、店内の32台のカメラ映像をAIが解析し、棚の重量センサーを使用せずに商品の購入を管理するという。利用者は専用QRコードを使用して入店し、レジを通さずスムーズに退店できる。
実証実験の期間は2024年10月24日から1年間、場所はイオンモール羽生2階。第1弾の販売商品には、冬用インナーなどのイオンプライベートブランド商品や、羽生市の特産品である藍染商品が含まれている。11月以降は、藍染商品に加え、スポーツ関連商品の販売が予定されている。
今後は、地域の特産品やDtoC商品を短期間で試験販売するなど、販売員の手配が不要な無人店舗の利点を活かした商品展開を検討するとしている。
■実証実験概要
期間（予定）：2024年10月24日～1年間
場所：イオンモール羽生 2階 232区画
店名：AI STORE LAB
営業時間：10:00～21:00
第1弾販売商品：
・イオンプライベートブランド商品（冬用インナー、衣類、食品、飲料、日用品、化粧品）
・地元企業の藍染商品
決済方法：専用アプリをダウンロードし、クレジットカードを登録。専用QRコードで入店。
■検証内容
（1）ショッピングモール内での無人店舗の有効性
（2）ショッピングモール内店舗の新たな販売方法の有効性
（3）外部企業による短期間での販売の有効性
（4）地元小規模小売販売者の販売・PRの有効性
（5）販売可能商品の検証