マリオット・インターナショナルは、環境への配慮を強化するため「Connect Responsibly with Marriott Bonvoy Events」を発表した。

マリオット、環境配慮を強化するプログラム「Connect Responsibly」を発表

同プログラムは、マリオットのホテルで開催される会議やイベントにおいて、持続可能な環境配慮型イベントの実現を支援するもの。具体的には、イベントが環境に与える影響を測定する「ミーティング・インパクト・レポート」を提供し、カーボンクレジットを購入できるオプションも用意されている。プログラムは2024年10月末までに世界各国で順次導入され、日本国内では86のホテルで利用可能となるという。

また、マリオットはカーボンプロジェクト開発企業であるSouth Poleと提携し、イベント主催者にカーボンオフセット・プロジェクトへの参加機会を提供する。顧客は「ミーティング・インパクト・レポート」を通じて、South Poleのオンラインショップで認証されたプロジェクトを選び、カーボンクレジットを購入することができるという。

この取り組みは、マリオットが温室効果ガス排出量削減を目指す活動の一環である。マリオットは、2024年4月にScience Based Targets initiative(SBTi)から短期・長期の排出量削減目標の認定を取得しており、各施設での削減目標達成に向けた取り組みを進めているとのことだ。