三井不動産は、愛知県安城市にて開発中のリージョナル型ショッピングセンターの施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」(以下、ららぽーと安城)に決定したと発表した。開業は2025年4月を予定している。
愛知県3施設目のららぽーととなる同施設には、幅広い世代の利用客が楽しめるよう屋上広場、屋内イベントスペースを整備すると同時に、バラエティ豊かな約210店舗が集結。
毎日の買い物に便利なスーパーマーケット「SEIYU」や、愛知県生まれで地域の人々に愛されている「コロナワールド」が運営する映画館に加え、フードコートとレストランが一体となった広大な飲食ゾーンなど、買い物・食事・スポーツ・エンターテインメントといった利用客の様々なニーズに応える豊かな施設滞在体験を提供するとしている。
今般、全出店テナントのうち、187店舗につき先行して公表。なお、先行公表以外の店舗情報やその他詳細については、2025年2月頃に追って公表予定であるとのことだ。
ららぽーと安城について
同施設は県道47号線と隣接し、国道1号、23号、419号といった幹線道路からもアクセス良好であり、広域からの自動車でのアクセスに優れている立地に開業予定。
また公共交通機関のアクセスとしてはJR東海道線「安城」駅、名古屋鉄道西尾線「北安城」駅から徒歩圏内かつ、市バス運行による来場も見込める、交通利便性に優れた場所に立地となっている。
また同施設では2024年4月に策定したグループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」でも掲げる「スポーツ・エンターテインメントを活かした街づくり」を実現すべく、約4,000平方メートルの大屋根付き屋上広場、建物内イベントスペースを整備。
地域と連携したイベントや、スポーツ・エンターテインメントイベントを計画し、利用客のリアルな体験価値を創出するという。具体的な計画については、今後順次公表していくとしている。
同施設の特徴
バラエティ豊かな約210店舗を有し、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント、サービスなど、ショッピングに限らず、利用客の様々なニーズに応えるという。今般、先行公表する187店舗のうち、注目店舗は以下。
■毎日の買い物に便利なスーパーマーケット「SEIYU」が出店
消費者テストで80%以上の高評価を得たもののみを商品化するプライベートブランド「みなさまのお墨付き」、バイヤーの目利きで国内外から調達してきた生鮮食品「食の幸」や、調味料・菓子・ワインなどの「ファインセレクト」、食材や味にこだわった惣菜など、多彩なオリジナル商品を提供。また、「西友ネットスーパー」も展開するとのことだ。
■フードコートとレストランが一体となった大規模飲食ゾーンが誕生
施設3階において、フードコート18店舗、飲食店13店舗を集積した「広大な飲食ゾーン」が誕生。テイクアウト利用も可能なファストフードから、くつろいで食事できる和食店まで、幅広いニーズに応えるラインナップとなる。
■最新の設備を備えたシネコンと、親子で遊べるアミューズメントエリアが誕生
愛知県生まれの複合アミューズメント会社「コロナワールド」が出店。
シネマコンプレックス「シネマワールド」は、10スクリーン・約1,500席を備え、西三河初となる「IMAX®」や「Dolby Atmos®」を導入。映画館ならではのプレミアムなサウンド体験をコンセプトに、世界的なスピーカーブランドJBLの最上位機種を採用した「JBL PREMIUM THEATER」が日本初登場。
また、全スクリーンにラグジュアリーな鑑賞を提供する「プレミアムシート」が導入されているほか、全一般席は「両ひじ付き」を採用して座席スペースを確保しているため、ストレスフリーで最高の鑑賞環境が体感できる。
さらに、親子で楽しめるアミューズメントエリアも同時に出店。「シネマワールド」と一体となったエンターテインメント空間を提供。
働きやすい環境をめざした取り組み
従業員の皆様の働きやすい環境の実現とES(従業員満足)向上を目指し、デザインと利便性にこだわった従業員休憩室を計4カ所に設置。機能面の充実とデザインにもこだわり、従業員が手軽で快適に利用できる空間となる。
・携帯電話充電用コンセント
・フリーWi-Fi
・歯磨き用洗面台
・パウダーコーナー
・従業員専用コンビニ
・従業員専用喫煙室
・スタッフに嬉しい割引特典やサービスを用意
出店店舗一覧(今般発表分の187店舗)
◆ファッション 36店舗
◆ファッション雑貨・雑貨・その他 64店舗
◆ファッション雑貨・雑貨・その他 64店舗
◆サービス 27店舗
◆スーパー・食物販 24店舗
◆レストラン・カフェ他 18店舗
◆フードコート 18店舗
なお、上記リストは2024年10月22日時点の情報となっている。今後変更の場合もあるとのことだ。