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イオンは、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など、全国約14,000店舗で、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」を10月末までに約100品目増量、11月中旬より一部商品を値下げすると発表した。
さまざまな商品の原価高騰により値上げが相次ぐ昨今、同社はこうした変化に対応し、秋以降には品質とお買い得価格の両立を目指すブランド「トップバリュベストプライス」で約500品目の新商品やリニューアル発売を予定しているという。
またトップバリュは、原材料の調達から計画生産、効率化を追求した店舗への配送等のサプライチェーン全体での合理的なコスト削減に努め、10月末までに利用者の購入頻度が高い商品約100品目を増量し、数量限定で発売。
さらに11月中旬からは、一部商品の値下げを予定しているとのことだ。
■トップバリュが商品をお買い得価格で提供できる理由(一部抜粋)
(1)当たり前をやめる
通常1杯ごとの個包装が通例のスープのパッケージだが、個包装ではなくチャック付の大袋にすることでコストを削減。
商品名:トップバリュベストプライス“お好みの濃さで楽しむコーンポタージュ”
規格:192g
価格:本体298円(税込321.84円)
発売日:11月12日
(2)一番近くの工場から配送
輸送距離を最短にするため、製造拠点を全国各地に複数設置。物流効率を最適化し、コストを削減。
商品名:トップバリュベストプライス“サラッとこくうまサラダ油”
規格:900g
価格:本体248円(税込267.84円)
(3)すばやく価格を見直し
原材料の価格が安定したタイミングを察知し、すばやくコスト削減に踏み切る。
商品名:トップバリュベストプライス“たまごのおいしさまるごとマヨネーズ”
規格:400g
価格:本体228円(税込246.24円)
発売日:11月5日
■トップバリュの企業努力について
(1)計画生産
グループ各社からの需要集約とマーケットトレンドにより生産数を正確に算出し、製造委託先へ計画的に発注。製造委託先も原料調達が計算的に行えるため、余分なコストが発生しない。
(2)全量買い取り
製造委託先に発注した量は全量買い取り。製造委託先も余剰在庫が減り、余分なコストが発生しない。
(3)流通の中間コストの削減
計画的な製造・引き取りを行い、在庫日数を削減し店舗に配荷。製造委託先から直接商品を引き取り、中間コストを最小限に抑えている。
(4)営業費・広告費の削減
自社商品を自社のグループで販売。営業費・広告費を削減可能。
■10月末までに順次発売する増量予定商品例(数量限定)
以下の通り。