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大阪ガス、宮崎県日向市で日向バイオマス発電所の商業運転を開始 地域産木質チップを燃料として使用

大阪ガスは、宮崎県日向市における日向バイオマス発電所が商業運転を開始したと発表した。同発電所は、伊藤忠商事の子会社である青山ソーラー、東京センチュリー、東京エネシスと共同で開発を進めていたもの。

発電所外観

日向バイオマス発電所は、発電容量5万kWのバイオマス専焼発電所で、Daigasグループが参画する稼働済みのバイオマス専焼発電所は、これで合計5カ所となる。地域との共生を掲げており、燃料の一部には地元産の木質チップが使用され、大阪ガスの子会社であるグリーンパワーフュエルがその供給を担うという。また、日向市に本社を構える八興運輸が、輸入木質ペレットを含む燃料全般の荷揚げ、保管、輸送をサポートする。

使用予定の地元産木質チップ

発電所の運営は、大阪ガス100%子会社のDaigasガスアンドパワーソリューションが技術支援および事業管理支援を担当するとのことだ。

Daigasグループは、2050年までにカーボンニュートラルを実現する目標を掲げており、2030年度までに500万kWの再生可能エネルギー電源の普及に貢献することを目指しているという。今後も、再生可能エネルギーの開発と供給を通じて、低・脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。

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