東京・埼玉で遊休化した寮を再生したマンスリーマンション「goodroom residence」オープン 既存建築の新たな価値を創出

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グッドルームは、古い社員寮や学生寮をリノベーションにより、共用部が充実したマンスリーマンションへ再生する「goodroom residence」を、竹中工務店との共同プロジェクトととして10月に東京・埼玉でオープンすると発表した。

マンスリーマンション「goodroom residence」

同物件は、元々社員寮として運営されており、法人の退去により遊休化していた建物。居室に水回りがない寄宿舎であるため一般賃貸への転用ができず、設備老朽化と寮のニーズ低下でそのままでは既存活用ができない状況だったという。

そこで今回、既存を生かしたリノベーションによる不動産再生事業を竹中工務店様と協業。

同物件は、ベッドやデスク、ソファをはじめ、生活に最低限必要な家具が備わっているため、長期出張や法人の研修期間の住まいなどにも使用可能。その他、冷蔵庫・食器・カトラリーなども各部屋に用意しているという。

室内は、無印良品の小物をはじめ全体のトーンをプレーンな色味で統一し、デスクやサイドボードには木のあしらいを施すことで心地よい空間に仕上げているとのことだ。

既存を生かしたリノベーション

なお、今回の3棟のオープンにより、自社運営のgoodroom residenceシリーズ10棟目となる。同社は今後も、従来のスクラップ&ビルドからの脱却を図り、既存建築の新たな価値・活用方法の創出に取り組んでいくとしている。

■物件概要

物件概要
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