NEC、「Sustainable Plastics Initiative」に参画 デジタル技術による再生材利用拡大を推進

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NECは、任意団体Sustainable Plastics Initiative(以下、SusPla)に正会員として入会したことを発表した。

SusPlaの活動を通し、デジタル技術による再生材利用拡大を推進していくとしている。

SusPlaイメージ

同社は現在、気候変動への対応、水リスク管理、グリーン調達の推進、化学物質管理、生物多様性への取り組みなど、自社の事業活動の環境負荷低減に積極的に取り組んでいるという。

特に、資源循環に関しては、生産から使用、リサイクルまで一貫した取り組みと各過程で発生する廃棄物の削減に注力しており、これらの活動を通して得られた知見と保有するデジタル技術を活かし、社会全体のサステナビリティトランスフォーメーションに貢献する新規事業の立ち上げを実施。

近年では、国内IT業界で初めてとなるTNFDレポートの発行、国際的な非営利組織のCDPから気候変動および水セキュリティの2部門で最高評価である「Aリスト」企業に5年連続で選定、米国TIME誌「世界で最もサステナブルな企業2024」で世界第2位に選出されているとのことだ。

SusPlaは、品質向上・安定供給に資するマテリアルリサイクルによる再生プラスチック市場の拡大を目指して設立された団体。

日本を代表するリサイクラーや自動車・家電・化学・プラスチック成形加工・繊維など幅広い産業分野のブランドオーナー、メーカー、商社などに加え、大学・研究機関、支援機関、自治体等、多様なステークホルダーが所属しているという。

同社は、SusPlaの「再生プラスチック利用拡大のための諸問題の解決に向けた動静脈連携推進」と「それに向けた様々なステークホルダーへの呼びかけ」に共感し参画。再生プラスチック業界の各ステークホルダーとともに、資源循環の一層の拡大に、デジタル技術とその実装力で貢献するとしている。

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