小川電機は、業務拡大と営業改革の一環として関西圏内の広域配送拠点を「門真物流センター」(大阪府門真市)へ移転したことを発表した。
同施設は大和ハウスグループが運営する「大阪北物流センター」内の一部に開設。同社が取り扱う電設資材関連約6,000アイテムが収納可能で、商品管理と配置を徹底することで配送効率を向上させるとのことだ。
同施設は、関西エリアへの大動脈となる第二京阪道路、近畿自動車道などの幹線道路に近接していることから、関西エリア全域をカバーする広域物流拠点となり、大阪市中心部まで約30分圏内という立地を活かし、市内向けの配送効率向上を図るとしている。
これまで、電設資材の在庫や配送業務は北大阪方面の物流センターが担っていたが、中心地から離れていたため、市内外への納品スピード向上を図るべく配送拠点の移転を検討してきたという。
また、社会問題として解決が急がれる「物流の2024年問題」により、仕入れ先の配送頻度が毎日から2日に1回や1週間に1回に減少することが予想され、物流効率を高める必要があった。
新しい物流センターに移転することで、商品の配送を改善するだけでなく社会問題の解決にも貢献するとのことだ。
■施設概要
名称:小川電機門真物流センター
所在地:〒571-0018大阪府門真市北島東町4番18号