埼玉県・JR大宮駅でエスカレーター安全利用促進の実証実験を10月28日より開始 AI技術でエスカレーター上の歩行者へ注意喚起

JR東日本は、大宮駅でエスカレーターの安全利用促進の実証実験を10月28日より行うことを発表した。

交通機関でのエスカレーター利用時の事故は多く、同社はこれまでもエスカレーター「歩かず立ち止まろう」キャンペーンなど、安全な利用法について継続的な周知・案内を行ってきたという。

一方で、エスカレーター上を歩行する人一定数おり、エスカレーターの安全利用促進の観点から、今回の大宮駅での実証実験の実施に至ったとしている。

実証実験では、エスカレーター上の歩行や片側をあける慣習を控えてもらうよう、AI技術を活用してエスカレーター上の歩行者を検知し、音声等で注意喚起を行うという。

また、ポスター等による啓蒙も実施。実証実験の結果は今後の取組み拡大に活用していくとのことだ。

実証実験の概要

■実証実験の概要

日時:2024年10月28日~12月4日
場所:大宮駅埼京・川越線21番線・22番線ホーム上、北側エスカレーター
実験内容:
(1)AI技術による歩行者検知と音声による注意喚起
(2)AI技術による歩行者数の自動計測
(3)サイン類・ポスターによるエスカレーター上での非歩行2列乗車に向けた啓蒙

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