東京エネシス(以下、同社)は、大阪ガス、青山ソーラー、東京センチュリーと共同で建設を進めてきた日向バイオマス発電所(宮崎県日向市)の商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、宮崎県日向市に位置する発電容量5万kWのバイオマス専焼発電所で、地域との共生を目指す発電所として燃料の一部に地元産出の木質チップを使用しているという。
同社は、同発電所の建設に携わるとともに、大阪ガス100%子会社であるDaigasガスアンドパワーソリューションと共にオーナーズエンジニアリング業務を担当。
また商業運転後は、同社のバイオマス発電所(鳥取県境港市)での運転・保守における知見・経験を活かし、長期にわたる運転・保守業務等を担当。伊藤忠商事が木質ペレット、グリーンパワーフューエルが国産木質チップの長期供給を行うとのことだ。
同社は、引き続き発電所の安全・安定運転に努めていくとしている。
■日向バイオマス発電所の概要
所在地:宮崎県日向市細島工業団地内
発電容量:約5.0万kW
使用燃料:輸入木質ペレット、パーム椰子殻(PKS)、国産木質チップ
運転開始:10月16日