マッチングアプリ「タップル」は、すべてのページで静止画スクリーンショットおよび録画の防止に対応する「スクリーンショット防止機能」を公開した。同機能は、日本国内で累計会員数1,000万人以上のマッチングアプリとして初の取り組みであり、プライバシー保護の強化を図っているとのことだ。
同機能は、スクリーンショットを撮影すると画像が自動的にぼかされ、録画されたデータに対しても同様の処理が施される仕様であり、対応範囲はアプリ内のすべてのページに及ぶ。
「タップル」は、これまでも顔認証技術を活用した本人確認や24時間365日の監視体制を整備し、ユーザーが安心して利用できる環境づくりに注力してきた。しかし、インターネットサービス全般で問題となっている悪質なユーザーによるスクリーンショットの不正利用は依然として存在していたという。
これらの問題を未然に防ぐため、タップルでは以前からスクリーンショット撮影時に注意喚起のポップアップを表示していたが、完全な対策にはならなかったため、今回の防止機能が導入されたとのことだ。