インテルは、AI PCの機能をデスクトッププラットフォームに拡張した、インテル Core Ultraプロセッサー200Sシリーズを発表した。

インテル Core Ultra  デスクトップ・プロセッサー

同製品シリーズは、10月25日から、オンラインショップ、店舗、パソコン・メーカーを通じて販売するという。

同製品をはじめとする最新のデスクトップ・プロセッサーには、次世代Performance-cores(P-cores)を最大8個、次世代Efficient-cores(E-cores)を最大16個搭載した、アンロック対応の新しいデスクトップ・プロセッサー5製品が含まれ、前世代製品よりも最大14%のパフォーマンス向上を実現。

また、エンスージアスト向けとして初めてNPUを搭載し、最先端メディア機能を備えたXe GPUを内蔵。

同製品シリーズは、最新のインテル・コアと電力効率のイノベーションにより、日常的なアプリケーション利用時のデバイス・パッケージでの消費電力を最大58%削減し、またゲーム時にはシステムの消費電力を最大165W削減。

電力効率の向上と性能の向上を両立させ、前世代製品と比較してシングルスレッド性能で最大6%高速に、マルチスレッド性能で最大14%の高速化を達成したという。

CPU、GPU、NPUによる完全なAI機能により、コンテンツ制作からゲームに至るまで、求められるインテリジェントでパワフルな性能を、消費電力を抑えながら手に入れることが可能だとしている。

新しいNPUは、AI処理をオフロードすることが可能で、ディスクリートGPUの負担を軽減しゲームのフレームレートを向上させたり、AIワークロードでの電力使用量を大幅に削減したり、ゲームにおける顔やジェスチャーのトラッキングなどを、ゲームプレイのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えながら実現。