ユニ・チャームは、女性724人を対象に「女性の不調に関する調査」を実施し、その結果を公表した。
■女性の4人に1人が半月以上不調を感じる
1カ月間(1生理周期)のうち、不調を感じる時期を7日ごとに区切って聞いたところ、4人に1人の女性が2週間以上不調を感じていることが明らかになった。
■不調を感じるほとんどの症状において、女性の8割以上が悩んでいる
不調を感じる症状別に悩みの度合いを調査したところ、症状のほとんどにおいて、悩みを抱えている人が8割を超えていることが確認できた。
悩んでいる割合が多い順でみると、「肩こり・腰痛」が93.5%、「急に気分が落ち込む・気分の浮き沈みが激しい」が89.4%、「PMS」と「寝つきが悪い・眠りが浅い」が89%という結果に。
■不調時、約9割の女性が「普段よりもパフォーマンスが低下する」と回答
自身が一番気になる不調の症状が現れた時、どの程度思い通りに行動できている、または普段通りのパフォーマンスを発揮できているか聞くと、約9割の女性が「普段よりもパフォーマンスが低下する」と回答。
■7割以上の女性が不調の要因を理解していない
普段生活している中で感じる不調の要因を知っているか聞くと、「まったくわからない」が32.6%、「なんとなく思い当たるがよくわからない」が40.7%という結果に。
■約8割の女性が不定期的な不調を経験
普段生活している中で感じる不調は、毎月定期的に起こっているか聞いたところ、「毎月同じタイミングで定期的にあるものと不定期に起こるものの両方がある」が33.8%、「不定期に起こっている」が46.1%という結果となり、79.9%が不定期的な不調を経験していることが明らかになった。
■約8割の女性が不調への対策を事前にできていない
普段生活している中で感じる不調について事前に対策ができているか聞くと、79.9%が「できていない」と回答。
事前に対策を行っていない理由を聞くと、「どう対策すればよいかわからない」が49.7%と最も多く、次いで「いつ不調が起きるかわからない」が37.4%、「不調が起きるのは仕方がない(諦めている)」が33.8%という結果に。
■6割以上の女性が、不調が起こったあとの対策ができていない
普段生活している中で感じる不調について事後に対策ができているか聞くと、61.8%が「できていない」と回答。
【調査概要】
調査名:「女性の不調に関する調査」
調査対象:不調を感じたことのある15~49歳の女性724人
調査期間:8月
調査方法:インターネット調査
<参考>
ユニ・チャーム「ユニ・チャーム、「女性の不調に関する調査」を実施 ~約8割の女性が“なんとなく不調”を経験。 ホルモンと体調の関係を知ることが重要~」