YE DIGITALは、同社が提供するモビリティサイネージクラウド「MMvision」が、西日本新聞ビルディングのオフィスビル建築プロジェクト「(仮称)東比恵4丁目オフィスビル計画」に採用されたと発表した。
「MMvision」はスマートバス停のノウハウを活用し、デジタルサイネージにデジタル時刻表の表示、ニュースや広告との一体運用、遠隔配信の機能を有するクラウドサービス。
同オフィスビル計画では、地下鉄東比恵駅から徒歩2分の場所に10階建てのオフィスビルを建設し、1階には公開空地や緑地が設けられるという。また、福岡市の総合設計制度に基づき、公開空地の活用によって容積率や高さ制限の緩和を受け、市街地環境の向上を目指しているとのことだ。
その要件の一つとして、交通情報や地域情報の発信が求められており、今回「MMvision」が採用され、同ビル1階のエントランスに2台設置されるという。
1階部分に設置される「MMvision」では、イベントや地域商業施設との連動を図り、地域住民との交流に寄与するほか、九州のニュースを中心に発信する「西日本新聞me」との連携により、観光や地元企業の情報を幅広く発信するとのことだ。
さらに、福岡市営地下鉄、西鉄バスのリアルタイム交通情報を提供し、公共交通の利用促進にも寄与するとしている。