豊見城市、第一交通産業、電脳交通、ティアフォー、日本電気の5者は、豊見城市内で自動運転EVバスの運行を開始したと発表した。
自動運転EVバスは、豊見城市の生活路線である豊見城市内一周線(105番)の約半分の区間を対象に11月1日まで運行するとのことだ。
同取り組みでは、豊見城市の生活路線である105番線の一部を実証ルートとし、半分の距離にあたる約11.7kmを自動運転車両で運行するという。2025年度には一部区間で「レベル4」の許認可を取得し、自動運転EVバス運行の開始を目指すとのことだ。
また、10月19日・20日には豊見城市で開催される「とみぐすく祭・産業フェスタ」でも市民・県民や観光客を対象とする無料試乗会を開催する予定だとしている。
■実施概要
実証期間:10月8日~11月1日
走行速度:最高35km/h
運賃:実証期間のため無料(予約不要)
運行業務受託者:琉球バス交通(第一交通産業グループ)
走行ルート:商業施設である「イーアス沖縄豊崎」からスタートし、以下のルートを反時計まわりで運行予定
停車駅:計25駅を予定し、イーアス沖縄豊崎と道の駅豊崎は敷地内を運行
運行本数:平日・休日共に、1日4便の運行を予定