Uber Eats Japanは、トゥトゥモロウが運営する宅配クリーニングサービス「ランドリーパックNow」向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」の提供を開始したと発表した。
Uber Directをクリーニング業界に提供するのは初めてであり、Uber Eatsの配達パートナーが衣類を自宅で受け取り、クリーニング後に再び自宅に届ける新たな形式の配達を導入したとのことだ。
まずは福岡でサービスを開始し、2024年内に東京や埼玉、千葉など関東エリアに順次拡大していく予定だとしている。
「Uber Direct」は、パートナー企業が自社サイトやアプリで販売する商品をUber Eatsの配達ネットワークを活用して、顧客に迅速に届けることができるラストワンマイル配達ソリューション。企業側は自社で配達要員の確保や管理を行うことなく、全国47都道府県で即時配達が提供可能。
同サービスにおいて、配達パートナーは顧客の自宅で衣類を受け取り、クリーニング工場や店舗に配達し、クリーニング完了後には依頼に基づいて再び顧客の自宅に即時配達を行うという。
さらに、Uber Eats Japanはクリーニング品の安全な配達を確保するために、以下のルールを導入したとしている。
(1)クリーニング品は専用のクリーニングバッグに入れた状態でのみ受け取る。
(2)クリーニング品は配達用バッグには入れない。
(3)軽貨物車(自動車)を使用する配達パートナーのみがクリーニング品の配達を行う。
(4)クリーニング品は顧客に直接手渡しで配達する(置き配は不可)。
また、トゥトゥモロウはサービス導入を記念して、ドライクリーニングの初回注文を3点990円で提供するキャンペーンを実施するとのことだ。