コスモ石油マーケティングは、足立区の全区立小中学校へ再生可能エネルギー100%の電力を供給開始した。
足立区は、2030年度までにCO2排出を2013年度比で46%以上削減し、2050年にはCO2排出量を実質ゼロにすることを目指しており、今回の取り組みはその一環である。
コスモ石油マーケティングは、足立区の区立小中学校102校に対し、同社の再生可能エネルギー電力プラン「コスモでんきビジネスグリーン」を導入。同プランにより、年間で約6,624トンのCO2排出量が削減される見込みだという。これに先立ち、2024年4月から区内のコミュニティセンターや清掃事務所など29の公共施設で同プランが導入されている。
「コスモでんきビジネスグリーン」は、コスモエコパワーが発電する風力電源など、再エネFIT電源にトラッキング付非化石証書を組み合わせたプラン。今回の導入により、足立区の公共施設131施設における年間電力使用量は約2,500万kWhとなり、これは区内の公共施設全体の電力使用量の約42%に相当するとのことだ。