日本航空(以下、JAL)は、ビック・ライズが運営する「食品館あおば」において、家庭で発生する廃食油の回収ボックスを設置し、回収を開始すると発表した。
JALは、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指し、さまざまな取り組みを推進している。その一環として、航空機の脱炭素化を進めるため、家庭から出る廃食油を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)製造に関するプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」を実施しているという。
同プロジェクトは、航空機の脱炭素化を進めるため、家庭の廃食油を回収し、SAFへの再利用を呼びかけるJALが進めるプロジェクト。
店頭で参加費200円(税抜)にて参加可能で、参加者には、回収ボトル1つとJALオリジナルステッカーを進呈。また、廃食油の回収を店舗にある二次元バーコードから報告することで、JALから抽選でプレゼントが贈呈されるとのことだ。
さらにビック・ライズは、太陽光発電所設備を保有し、自然エネルギーによる発電を行うことでCO2排出の削減に貢献するなど、環境への取り組みを進めているという。
今後も両社は、持続可能な未来の実現に向けて、引き続き環境負荷の低減に貢献していとしている。
■実施概要
回収場所
食品館あおば 店舗内回収ボックス
回収日
原則毎日10時~20時 ※店舗の営業時間に準じる
回収方法
家庭で集めた廃食油を、回収ボックスに直接流し込む