UCC上島珈琲は、「カプセルコーヒー」の魅力について広く知ってもらうために、⼀般社団法⼈⽇本記念⽇協会の認定を受け、10月10日を「UCCカプセルコーヒーの日」に制定したという。
今回、記念日の制定を機に、カプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」は、「コーヒーの飲用習慣やカプセルコーヒーに対する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■週に6~7杯以上コーヒーを飲む人が6割。「普段飲むコーヒーの味に大変満足している人は約3割。
コーヒーの飲用頻度について聞いたところ、全体の6割がコーヒーを週に6~7杯以上飲んでおり、9割以上が自宅でコーヒーを飲むと回答。
一方で、普段飲んでいるコーヒーに満足しているかどうか聞いたところ、「大変満足している」と回答した人は約3割にとどまり、「もっと好みに合うものがあれば変える」「物足りない」と感じている人が約7割いることが分かった。
■満足していない理由は「マンネリ化」?3人に1人がマンネリを感じている。
普段飲んでいるコーヒーに感じる、よくある不満や悩みについて聞いたところ3人に1人以上が「マンネリを感じている」と回答。
飲用頻度別に比較すると、週に6~7杯以上飲む「コーヒー好き」が「マンネリを感じている」と選択した割合が特に多く、2人に1人がマンネリを実感していることが明らかに。
■7割以上が「いろんなコーヒーの味わいを試してみたい」と回答。一方で過半数が「選ぶコーヒーを変えない」
上述の結果とは対照的に、いろんなコーヒーの味わいを「試してみたい」と回答した人は7割以上という結果に。
一方で、新たなコーヒーを試す頻度を聞いたところ、「基本的にコーヒーを変えることはない」「全く試したことがない」と回答した人が約6割にのぼり、新しいコーヒーの味に挑戦していない、変えないことが分かった。
また、上記の設問で「試したことはあるが、基本的にコーヒーを変えることはない」と回答した人に、コーヒーを変えない理由について調査したところ、「好みに合わないかもしれないと不安だから」という回答が最多に。
その他、「自分の味の好みが分からないから」「味の想像がつかないから」といった味わいに対する不安や味わいが分からない、といった回答を合わせると、「好みに合わないかもしれない」を超え、非常に不安があるということが明らかになった。
■【コーヒーの選び方】週に6~7杯以上飲む「コーヒー好き」でも、約8割が産地を「なんとなく選んでいる」
次に、コーヒーの選び方について、産地の理解度について聞いたところ、そのコーヒーの産地を知り、産地ごとの味わいの特徴まで理解して選んでいる人は2割にとどまり、約8割が産地を「なんとなく選んでいる」と回答。
また、コーヒーの味わいについての理解度も調査したところ、「飲んだときに味の違いを感じるが、好み・こだわりはない」との回答が最多に。「知識として、違いがあることを知っているが、味の違いは分からない」という回答を合わせると、いずれの項目においても約半数の人が味の違いや好み、こだわりを重要視していないことが分かった。
上述の結果から、普段コーヒーの味わいを表現する際に使用している産地の特徴や苦みや酸味、コクなどの味覚の表現は、コーヒーの味わいとして理解しにくく、選ぶ際の基準として上手く活用されていないことが明らかになった。
【調査概要】
調査名:コーヒーおよびカプセルコーヒーに対する意識調査
日時:2024年9月2日〜2024年9月3日
調査手法:インターネット調査
調査実施企業:ネオマーケティング
調査対象:週1回以上コーヒーを飲む全国の20代~50代の男女800名
※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならない場合がある
<参考>UCCドリップポッド調査『コーヒーおよびカプセルコーヒーに対する意識調査』