学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「転職活動における企業理解」に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

■「カジュアル面談の機会があれば参加したい」と回答した20代が8割超

カジュアル面談について、機会があれば「参加してみたいと思う」と回答した20代が51.7%に上った。

「どちらかというと参加してみたいと思う」という回答を合わせると、8割超の20代がカジュアル面談の参加を希望していることが分かった。

カジュアル面談の機会があったら参加したいと思うか

■知りたい情報を得るために活用したいものは、ヤングキャリア・第二新卒・既卒問わず「カジュアルな面談」が最多

応募後に知りたい情報を得るために活用したいものについては、「カジュアルな面談・座談会」が最多に。

また、社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」は、「職場見学」が53.2%、「会社説明会・TOPセミナー」が35.7%と続いた。

社会人経験3年未満の「第二新卒」は、「会社説明会・TOPセミナー」が56.4%、「職場見学」が45.7%と続き、卒業後3年以内の「既卒」は、「会社説明会・TOPセミナー」が52.5%、「職場見学」が50.0%となった。

応募後に知りたい情報を得るために活用したいもの

■応募後に得られると志望度が上がる情報は、ヤングキャリア・第二新卒ともに「実際の残業時間・休日のとりやすさ」

応募後に情報を得られると志望度が上がるものは、社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」、社会人経験3年未満の「第二新卒」ともに、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」が最多に。

次いで、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」、「会社や部署の雰囲気」が続いており、職歴がある20代は大変な面も含めてリアルな情報を得たいという意向が伺える。

また、卒業後3年以内の「既卒」は、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」の回答が最多に。次いで、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」、「仕事をするうえでのやりがい・楽しいところ」の順に続いた。

応募後に情報を得られると志望度が上がるもの

【調査概要】
調査期間:2024年8月1日~2024年8月16日
調査機関:学情
調査対象:20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:315件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。

<参考>学情『「転職活動における企業理解」に関する調査