Appleは、iPhone向け「iOS 18」の提供を開始した。
iOS 18では、ホーム画面とコントロールセンターの細かいカスタマイズができるようになり、写真アプリは史上最大のアップデートを実施。
特別な瞬間をより簡単に見つけて追体験できるようになり、ライブラリの自動整理やレイアウト表示も変更可能に。
ほかにもメッセージ機能もアップデートされ、メールの分類機能も年内中に利用可能になるという。
また来月からは、Appleの独自AIモデル「Apple Intelligence」ベータ版を、iOS 18に導入予定。言語は英語(米国)設定となっているが、来年には日本語、中国語、フランス語、スペイン語を含む、多数の言語に拡張する予定としている。
Apple Intelligenceの導入で、メールやメモ、Pages、他社製アプリなど文章を書く場面で、書き直し、校正、要約を通じて文章作成をブラッシュアップできるようになるほか、写真アプリではメモリー機能により、説明を入力するだけでムービーの作成も可能に。
ビデオ内の検索では、クリップの中の特定の瞬間を探すこともでき、被写体を改変することなく写真の背景にある不要な対象物を特定して削除することなどもできるという。
メモアプリと電話アプリでは音声の録音、書き起こし、要約が可能。電話アプリで通話中に録音が開始されると、参加者に自動的に通知が届き、通話が終了すると重要なポイントを思い出せるようにApple Intelligenceが要約を生成。
その他にも様々な機能がApple Intelligenceにより利用可能となるとのことだ。