20代の6割以上が社会人になる前から転職を視野に入れている 一方で転職活動時に「実際に転職するか迷う」は約7割

学情は、「転職意向」に関する調査を実施し、結果を公表した。

(1)社会人になる前から転職を視野に入れていた20代が、6割を超える

「社会人になる前から、転職を視野に入れていた」と回答した20代は64.7%に上った。6割を超える20代が、社会人になる前から転職をキャリアの選択肢にしていたことがわかる。

社会人になる前から、転職を視野に入れていたか

(2)転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあったと回答した20代が約7割

「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあった」と回答した20代は68.8%となり、約7割の20代が転職活動において、実際に転職するか迷う経験をしていることがうかがえた。

なお、「迷うことはなかった」と回答した20代は、31.2%となっている。

転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあったか

(3)転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思った」が最多

転職すべきか迷った理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」が56.3%で最多。次いで、「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」51.4%、「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』と言われているから」40.4%が続く。

転職すべきか迷う20代は、新卒で入社した企業で一定期間働くことが必要だと考えていることがわかった。

転職すべきか迷った理由

(4)転職すべきか迷わなかった理由は、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が最多

転職すべきか迷わなかった理由は、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が69.9%で最多。次いで、「年齢を問わず転職が当たり前になっているから」44.6%、「未経験の仕事への挑戦は早いほうがいいと思ったから」41.0%が続いた。

転職すべきか迷わなかった理由

<参考>
学情『「転職意向」に関する調査

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