名古屋鉄道は、魅力ある地域づくり・まちづくりの推進の一環として犬山線・布袋駅高架下にて進めている開発計画について、商業施設の名称を「MOKU KICHI」に決定し、10月23日に開業すると発表した。
布袋駅周辺は、鉄道高架化事業や土地区画整理事業など新たなまちづくりが進んでおり、今回、新たに誕生した高架下の空間に木の温かみのある木造の商業施設が登場。
同施設では、愛知県内で産出された「あいち認証材」をふんだんに使用し、木材による柔らかい印象を演出。施設全体をデッキでつなぎ回遊性を持たせるとともに、デッキの段差や柱によって人が集まる空間を創出しているという。
また、駅前広場とロータリーをつなぐ東西の動線を意識し、布袋駅周辺の一体感を演出。外周にはデッキベンチを、駅前広場側にはテイクアウト窓口を設けた区画を配置する等、まちに開かれた作りになっているとのことだ。
施設内には、1期テナントとして飲食店や食物販、コンビニエンスストアをはじめ、利便性・賑わいを促す7店舗が揃い、新たな布袋のまちづくりを育むという。
さらに、大正元年に開業した旧布袋駅の木造駅舎の歴史を継承し、訪れた人が懐かしさを感じられる空間を創出したいとの想いから、車寄せアーチをはじめ旧駅舎の一部を施設内に移設しているとのことだ。
■入居テナント
・小多福【定食・居酒屋】
・ファミリーマート【コンビニエンスストア】 ※2024年度内開業予定
・kunneko【洋菓子・シフォンケーキ専門店】
・お芋処〜えんむすび〜【焼き芋・スイーツ】
・123 un deux trois【フレッシュジュース店】
・セルフカフェ【無人カフェ】
・ハピまるドーナツ【ドーナツ】
■施設概要
名称:MOKU KICHI
開業日:10月23日
所在地:愛知県江南市布袋町西布218
規模面積:木造平屋建 延床面積約1,132平方メートル
用途:食物販、飲食、コンビニ等
テナント数:7テナント(第1期テナント)
駐車場:有り