P&Gとカインズ サプライチェーン協働を強化 AI需要予測システムの運用やトラックの共同輸送など物流全体の最適化を推進

P&Gジャパン(P&G)は、カインズとのJBP(ジョイント・ビジネス・プラン)に基づいた包括的なサプライチェーン協働を強化したことを発表した。

P&Gとカインズ、包括的なサプライチェーン協働を強化

P&Gとカインズは、川上から川下までのサプライチェーン全体での物流の効率化、在庫の最適化、そして店頭での売り上げ最大化を実現するべく、長期にわたり包括的かつ強固なサプライチェーン協働を進めてきたという。

今回、カインズにおけるP&G独自のAI需要予測システムの運用を加速するとともに、2024年7月よりカインズの配車トラックの帰り便を活用した共同輸送の本格展開を開始。

  P&G製品を輸送するカインズ配車のトラック

今回発表の協働強化により、物流2024年問題で不足すると言われている約30%の輸送能力をカバーするため、物流全体のさらなる最適化を推進するとともに、カインズにおける店舗オペレーションのより一層の効率化を目指すとのことだ。

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