NEXERは、太陽光発電の見積もり・価格比較サービス「エコ発」と共同で「太陽光発電の導入期間や効果」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
■太陽光発電を導入したタイミング、40.1％が「家を建てる時」で最多に
太陽光発電を導入して何年が経ったか聞いたところ、合計で32.1％の人が、太陽光発電を導入して「10年以上」が経過したと回答。
次に、どのタイミングで太陽光発電を導入したか聞いたところ、40.1%とほぼ4割の人が「家を建てる時」に太陽光発電を導入したと回答した。
そのタイミングで導入した理由を聞いたところ、下記のような回答があがった。
「家を建てる時」そのタイミングで導入した理由は？
・安くなるから。（20代・女性）
・住宅の給付金制度を受けれるようにするため。（20代・男性）
・家を購入した時のが資金面に余裕があると思ったから。（30代・男性）
・電気代を節約するため。（30代・男性）
・セットになっているプランを選んだから。（40代・男性）
・家と一緒に工事をすればスムーズだから。（50代・男性）
「単独で業者に設置を契約をした」そのタイミングで導入した理由は？
・訪問販売で説明を受けていいなとおもったから。（30代・男性）
・光熱費が上昇した夏のタイミングであることと、東京都などからの補助金が充実したタイミングで導入しました。（40代・女性）
・節電のため。（40代・男性）
・電気代が高くなったから。（40代・男性）
・売電したいから。（50代・女性）
「リフォームやリノベーション時にあわせて導入した」そのタイミングで導入した理由は？
・災害や他用途で使えるから。（30代・男性）
・屋根のリフォームのついでだったので。（40代・男性）
・東日本大震災の後、電力は大事だと思ったので。（50代・女性）
■太陽光発電に感じる効果、83.9%が「電気代を節約できる」
次に、太陽光発電にどのような効果を感じているか聞いたところ、83.9%と8割以上の人が「電気代を節約できる」ことを実感していることが分かった。
次いで、「環境に配慮できている」が46%、「災害時の非常用電源として使用できる」が35.8％と続き、太陽光発電の設置において「電気代の節約」がもっとも効果として実感できている人が多いことが明らかに。
■実感できている効果に対して、7割以上は「高く感じる」
最後に実感できている効果に対して、導入費用はどうだったか聞いたところ、24.8%の人が「ちょうどよかった」と回答。一方で、7割以上の人が「高く感じる」と回答した。
具体的な理由を聞いたところ、下記のような回答があがった。
「とても高い」そう感じる理由は？
・導入はやはり高額だったから。（30代・男性）
・補助金も存在しない頃だったし、新しい家を持ってそれに輪をかけての返済だったので苦しかった。（40代・男性）
「やや高い」そう感じる理由は？
・設置費が多くかかったため。（30代・男性）
・まだ設置して数年なのでもう少し使えば費用対効果を実感できるかと思います。（40代・男性）
・やや昔のタイプなので、元を取るのに10年ぐらいかかるため、最新のタイプよりもコスパが悪い。（50代・男性）
「ちょうどいい」そう感じる理由は？
・節約できているから。（20代・女性）
・初期費用0だったから。（40代・女性）
・お得に感じるから。（40代・男性）
・導入時に補助金が多く出たため初期費用がそこまでかからなそうなのと、計算上10年以内にペイできる金額であったため。（40代・女性）
「やや安い」そう感じる理由は？
・固定費が減った。（30代・女性）
・電気代が安くなったから。（50代・男性）
・予想以上に安かった。（60代・男性）
【調査概要】
調査期間：2024年8月24日～9月1日
調査機関：NEXER（自社調査）
集計対象：事前調査で「自宅に太陽光発電を設置している」と回答した全国の男女
有効回答：137サンプル
調査方法：インターネット調査
＜参考＞NEXER・エコ発「太陽光発電の導入期間や効果に関するアンケート」