過半数の女性が「男性もスキンケアすべき」と回答 30代以下は主に「SNS」で情報収集する傾向に

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mitorizは、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®（以下、POB）」の20代以上の女性会員3,001人に「スキンケアに関する調査」を実施し、その結果を公表した。

「スキンケアの意識」を調査したところ、「とても高い」「高い」を合わせると15.9％だった。一方で、「とても低い」「低い」は合わせて36.2％となり、自身のスキンケア意識が低いと感じている人が、高いと感じている人の倍以上という結果に。

現況のスキンケアでは十分ではない、もっとやるべきと考えている人が多いことが伺える。

「スキンケアの悩み」を調査したところ、「シミ・そばかす」が60.5％で最多となり、次いで「毛穴の開き・黒ずみ」「シワ」が続き、上位3つを占める結果に。

年代別でみると、20代と30代で最も選ばれたのは「毛穴の開き・黒ずみ」で、30代以上で上位に入っている「シワ」に代わり「乾燥」が上位になった。

また、50代以上になると「毛穴の開き・黒ずみ」ではなく、半数の人が「たるみ」を選択し、上位に入っているのも特徴的だとしている。

エステ費用などを除いた「スキンケア商品にかける年間予算」については「10,000円未満」が40.5％、「10,000円以上～20,000円未満」が20.0％で上位に。次いで「60,000円以上」が11.4％と続いた。

全年代で6割～7割の人が年間予算を20,000円未満で考えている一方で、30代以上では「60,000円以上」が上位に入っており、ある程度の予算をかけてスキンケアをしようと考える人が1割ほどいることが分かった。

また「1商品に使える予算」は、全体では「1,000円以上～2,000円未満」が最多だったが2番目の「5,000円以上」との差は僅差だった。

数値の大小はあるが、全ての年代で5,000円以上は上位に入っており、「価格重視」と「高くても良いもの」を選ぶ人で二極化していることが分かった。

「スキンケア商品の購入で重視するポイント」は「価格」が69.7％で最も多く、次いで「効果」「肌への優しさ」が続いた。

年代別でも上位3項目は全て同じで、年代による数値の差もさほど大きくはなかった。一方で、4位以下の項目からは若い世代の方が「口コミ・レビュー」を重視しそうな点や上の世代は「購入のしやすさ」を重視しそうな点など、数値の差による傾向が明らかに。

「スキンケア情報の入手先」を調査したところ、「インターネット（ブログや比較サイト）」が42.3％で最も多く、20代以外の全年代で1位に。次いで「メーカー公式サイト」や「友人・知人の口コミ」が上位になった。

年代別では「SNS（Instagram、TikTokなど）」は20代で1位かつ、30代と40代でも上位に。また、「YouTube」については、20代のみ3位に入っており、年代が上がるにつれて選択率は減少し、20代と60代以上で4倍の差がついた。

「男性も積極的にスキンケアをすべきか」を調査したところ、「思う」「やや思う」を合わせて、53.8％の人が「男性もスキンケアをすべき」と回答。

「どちらともいえない」という回答が最も多かったが、「思わない」「あまり思わない」は合わせて7.7％と非常に少数派という結果に。

また、年代別では若い年代の方が「スキンケアをすべき」という比率が高く、20代は合わせて65.3％となった。

「男性もスキンケアをすべきか」に対して「思う」「やや思う」と回答した1,612人に、普段使っている「自分のスキンケア用品を夫・パートナーに勧めたいか」を聞いた。

その結果、「思う」「やや思う」を合わせて57.3％が自身で使用しているスキンケア用品を夫やパートナーに勧めたいと回答。

年代別では、若い年代ほど「勧めたいと思う」という人が多く、年代が上がるに連れて「勧めたいと思わない」と回答した比率が顕著に上昇しており、年代間で大きな差が出る結果に。

【調査概要】
調査期間：2024年8月20日～8月27日
調査対象：mitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy®」の登録会員（POB会員）POB会員（女性20代以上／平均年齢48.8歳）
調査方法：インターネットによる自社調査（有効回答数：3,001件）

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