ふるさと納税サイト「ふるぽ」を運営するJTBは、ふるさと納税の返礼品で、寄付をした自治体への旅行に利用できる「旅行クーポン」を10月1日にリニューアルすることを発表した。
これまでは店舗予約および電話予約で使用できる「JTBふるさと納税旅行クーポン」と、同社ホームページでの予約に使用できる「JTBふるぽWEB旅行クーポン」という2つの予約方法によって旅行クーポンが分かれていた。
今回リニューアルする「JTBふるさと旅行クーポン」は、これまでの2種類の旅行クーポンを統合し、店舗予約・電話予約・JTBホームページと予約方法に関わらず使用可能に。また、有効期間もこれまでの2年間から3年間に変更し、寄付者にとって利便性が向上するとしている。
同社は2014年からふるさと納税の運営業務を代行するサービスを開始し、2015年に寄付をした自治体への旅行に使える返礼品として旅行クーポンを開発。
返礼品としての「旅」は、寄付をした自治体を訪れることでの地域の賑わい創出や地域での旅行消費による経済波及効果も高く、特に同社が取り扱う旅行を含む体験関連の返礼品寄付額は前年に比べて1.3倍に増えたという。
寄付した地域を訪れる旅は、地域への理解や共感を深めるためだけでなく、宿泊・食事・観光・土産など地域への支援(納税+旅行消費)につながるとしている。同社は、ふるさと納税を通じて地域と寄付者をつなぐ機会を創出する体験型の返礼品開発、普及に努め、交流人口の拡大・地域活性化に貢献するとのことだ。
■「JTBふるさと旅行クーポン」概要
以下の通り。