千葉県市原市、プラスチック一括回収に向けた試験回収を開始 ごみの減量化・再資源化を推進

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千葉県市原市は、プラスチック一括回収に向けた試験回収を開始すると発表した。

千葉県市原市、プラスチック一括回収に向けた試験回収を開始

同市は、「自治体SDGsモデル事業」として市内の公共施設等14箇所で使用済みポリスチレン製品の拠点回収を開始し、「市原発サーキュラーエコノミーの創造」を推進しているという。

今後、同取組みを更に進化させ、プラスチック資源に係るサーキュラーエコノミーの構築、CO2排出量の削減に向け、市民に今よりも「プラスチックは資源」と思ってもらえるよう、より具体的なプラスチック一括回収の手法の検討を進めていくとのことだ。

今回の試験回収では、モデル地区で回収した燃やすごみとプラスチック容器包装廃棄物およびその他のプラスチック使用製品廃棄物(以下、プラスチック資源)の組成分析を行い、プラスチック資源回収前後の回収量や汚れ具合、他素材の混入状況等を確認。

ごみの減量化・再資源化を推進し、2050年カーボンニュートラルの実現と地域経済の持続的発展の両立を成し遂げるため、令和9年4月からの全市でのプラスチック一括回収実現に向け、試験回収では対象地区居住者を対象に試験回収に係るアンケートを行い、課題整理を行うとしている。

■試験回収概要

試験回収期間:令和6年9月1日から11月30日まで
モデル地区:五井地区(君塚5丁目)、有秋地区(桜台2、3丁目)
試験回収場所:モデル地区内のごみステーション
試験回収品目:
(1)プラスチック容器包装=商品を入れたり包んだりしているもので、中身を出したり使ったりすると不要になるもの
(2)100%プラスチック素材の製品=金属の部品やゴム、電池などの他素材を外したものか含まれないもの
回収日:
週1回(燃やすごみ、燃やさないごみ、資源物の回収日以外の日に実施)
排出方法:
汚れているものは軽く水で洗う、市が事前に配布する30リットルまたは45リットルの透明袋に入れて排出

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